うみがめのオセロ以外

オセロ以外の雑多なことを書きます。

2024年2月のよかったこと

Pythonでスラスラわかる ベイズ推論「超」入門』

github.com

扱われている内容の理論的な面はだいたい知っている話だったが、実装partが気になって買ってみた。

全然知らん便利パッケージとかを知ることができて良かったけど、サポートページだけ見れば良かったという説はある。
ベイズ統計自体の説明にはちょっと微妙じゃないかと思われる記述がある気がしたが、そこを差し引いても実務的にいい入門書な気はした。

ニルギリ紅茶

www.lupicia.co.jp

LUPICIA福袋に入ってた紅茶の一つ。

もともと落ち着いた味で美味しいな〜と思っていたんだけど、ミルクティーにしたらかなり好みの味だった。
紅茶の好みはまだあんまり定ってないんだけど、これはその一つかも。

拡散の科学

marketing.twitter.com

読み物としておもしろかった。
6つの熱量伝播という視点から拡散がなぜ起こるかが整理されていて、それぞれの熱量の含まれるジャンルやトピックについての具体例や関係性が調べられている。
分析の手続きの正当性については資料からはよくわからん部分が多い*1けど、結果は納得感があるものな気がする。

これは個人の好みなんだけど、このぐらいの分量になるとスライドはちょっと読みにくいので、普通に文章で読みたくなっちゃうな

メラミンスポンジ

いわゆる激落ちくんみたいなスポンジ。

先月エスプレッソマシンを買ったのだけど、ミルクを泡立てるフローサー*2部分の汚れが取れにくくて困っていた。
調べるとメラミンスポンジで擦るとすぐ落ちるとのことだったで試してみると、あまりにあっさりキレイになったので驚いた。

www.gekiochikun.jp

そもそもメラミンスポンジとは何者なのかよくわかっていなかったが、要するに研磨によって汚れを落とすものらしい。
説明を読むかぎりフローサーへの使用が適切なのかは微妙な気もしてきたが、特になにかコーティングしている風ではないので大丈夫なのか...?

ともかく効果はテキメンであった。

AIを活用して英語論文を作成する日本語話者にとっての課題とその対策

www.jstage.jst.go.jp

本稿は,日頃英語で書く経験が乏しい日本語話者が,短期間で英語論文を執筆する方法について解説する。作業手順は,日本語による構想と原稿執筆→AIによる英語翻訳→AIによる文体改善→著者による最終校閲である。一貫している原則は,人間が,AIが不得意としている領域の作業に最善を尽くすことで,最終成果物の質を上げることである。作業の際の留意点は,ストーリー・文体・語法の3つの観点別に説明する。それぞれの強調点は,ストーリーでは戦略的な構想,文体では英語の発想に即した表現法,語法では日本語話者が不得意とする領域である。本稿は総じて,人間とAIが相互補完的に作業を進めることを推奨する。

これって私のことだ...

科学的根拠に基づく最高の勉強法

www.kadokawa.co.jp

評判が良さそうなので読んでみた。概ね納得できることが書かれていたように思う。

メインの主張を乱暴にまとめると、

  1. インプットしたら、白紙に自力で内容をやれるだけ再構成(≒アクティブリコール)したり、口に出してみたり、他者に教えるようなアウトプットをしなさい
  2. それを間隔を空けて何度かに分けて行いなさい
  3. why や how の問いを自分に向けなさい
  4. 自分の理解の状態について言語化しなさい
  5. 似たようなタスクを並列にやりなさい

というようなことを、概ね上から順に重要だと言っているようだった。このあたりまでは「科学的根拠に基づく」感じで、いくつかの研究が引用されている。
その他にも筆者の体験に基づいたことが色々と書かれていて、そっちは流し読みしてしまった*3
細かいことはこの辺の記事にも書いてある*4

qiita.com

こうして見ると、「日記→週記→月記」的な感じであらゆることを「アクティブリコール」していくのはいい試みな気がするが、この月記では最近は月末に全てを思い出そうとして破綻している。

ミルクピッチャー

ミルクの注ぎ口がついたデカいコップみたいなやつ。

ミルクの泡立てをずっとコップでやっていたが、カプチーノを作る頻度が高かったので購入。
容量が大きいと遠慮なく(?)泡立てられて、結果的に美味しくなった気がする。注ぎ口があるとこぼれなくて見た目も良い。

だんだん上手になってきたし、小さなカフェを始めちゃおうかな。

鬼怒川温泉

2年ほど前にGOTOトラベルで観光に行ったが、とても良かったので二度目。
今回はリモートワークのための補助金を利用してシンプルな部屋の素泊まりプランを利用した4泊5日。

素泊まりだと旅館の美味しいご飯を食べられない代わりに現地の飲食店やカフェを利用することになるんだけど、なかなかレベルが高くて大満足。
定食系、カフェ、居酒屋と一通り巡ったが、全て美味しかった。
あえてこれぞというのを選ぶなら

yu-ingplaza.com

tabelog.com

tabelog.com

このあたりだろうか。比較的安価なのに出てくるものがデカいし美味しかった。

働いた後の温泉も気持ちが良くてかなりいい体験だったので、チャンスがあればまた行きたいですね。

日光花いちもんめ

nikko-hanaichimonme.jp

鬼怒川温泉駅からバスで行ける施設。いちご狩り目当てで帰りに立ち寄った。
おまけくらいの気持ちで寄ったんだけど、鬼怒川温泉と分けて一つのトピックとして書きたいくらい最高の施設だった。

まずいちご狩りだが、これは期待通りに良くて、甘くて美味しい苺を30分間無心で食べることができる。
正確にはあまりお腹を空かせていかなかったせいで15分くらいでかなりお腹いっぱいになってしまい、苺でお腹いっぱいになることあるんだ...って感じだった。
もぎ取って即食べられるので、果物狩りという形態と相性がいいですね、苺。

で、開始30分で目的を達成してしまったんだけど、まあせっかくだし見ていくかと覗いた植物園がかなりよかった。
吊るされている花もあるため上からも下からもいい匂いがするし、花弁も大きくて迫力があった。

イチオシのベゴニア。写真だと伝わりにくいが迫力がすごい

で、意外にいいとこじゃんとか思いながら奥に進むと、今度は動物との触れ合いコーナーがあった。
これはマジで触れ合いコーナーで、インコやシマリス、ハムスター、モルモット、ウサギと本当に触れ合える。
しかも 1, 2匹とかじゃなくてめちゃめちゃな数いるので、とにかく鳴き声がうるさくておもしろかった。
ここの動物は週に2回、餌として苺を与えられるらしく、ちょうどその日に伺えたので一心不乱に苺に群がる獣たちが見られた。

苺に群がるモルモット。本当にプイプイ言っててモルカーって正しいんだって思った

めちゃめちゃ可愛くて最高の施設だった。あまり観光ガイドとかで推されている感じがしないが、めちゃめちゃおすすめなので日光/鬼怒川方面にお越しの際はぜひ(?)

*1:なまじ分析手法とかに触れられているので、逆に(?)詳細が気になってしまう

*2:フォーマー?違いがよくわかってない

*3:特に記憶術に関する記述は、他書でも見かけることのあるテクニックが書かれていたが、僕は有用だと思えたことがなかったので読み飛ばした

*4:というか、本書の主張の主要な部分をほぼ全て書いている気がするが、これはいいんだろうか...