うみがめのオセロ以外

オセロ以外の雑多なことを書きます。

2023年11月の良かったこと・もの

オセロ世界選手権優勝

このブログはオセロと関係ないことを中心に書くつもりだが、流石に書くぜ。

11/3~11/5に行われたWorld Othello Championship@ローマで優勝して世界チャンピオンになりました。人生の目標の一つを達成できて嬉しいです。

世界チャンピオンになった同日にオセロ引き分け証明論文が上がっていた。
論理的な誤りはなさそうで、正しくこのとおりの手順を踏んでいればたしかに証明になっていそうだが、こういう論文を査読するとしたらどうやるんですかね。気合を入れて追試するしかない気がするが... (冷静になると査読と追試はまあ別か。それはそれとして証明に必要な選定された局面が直感よりもだいぶ少なくてびっくりしているので追試も欲しくなっちゃうな)

arxiv.org

ローマ観光

オセロの世界選手権に出場したついでに、前後に1日ずつ観光に行った。ローマ以外に足を伸ばすことは叶わなかったが、それでも飽きることはないほど、歩けば観光地に当たる状態だった。

可能な限り色々と回ったので全部書くとすごい量になってしまうため、特に良かったものを抜粋する。

  • ピザとジェラート:至る所で売っていて、この旅を通して数えきれないほど食べたがとにかく美味しい。日本円換算で500円前後で買えるので、毎日これでいい。
  • ホテルの朝食ビュッフェ:おいしいサラミや生ハム、各種チーズが食べ放題ですごかった。大会がなければもっとドカ食いできたのに...という点だけが悔やまれる。
  • コロッセオ:ローマというとイメージする観光地は色々あるが、やはりコロッセオは一際賑わっていた。チケットが激戦すぎたので中には入ってないんだけど、その代わり外周をじっくり見ながら「ナランチャが刺さってたところじゃん」みたいな楽しみ方をしていた。この付近は諸々の創作物でなんとなく見覚えがある景色が多く、聖地巡礼しがいがあった。もう少し時間があったらもっと周辺の散歩をしたかったな。
  • トレビの泉:こちらも有名どころ。実物はかなりデカくて迫力があり、こんなもんどうやって作ったんだ…という感じだった。泉に背を向けてコインを頭越しに投げ入れる慣習があるみたいで、とりあえず従ったんだけど、なんだったのかは結局よく分かってない。筋骨隆々のお兄さんが観光客の成人男性をウェイトリフティングのように持ち上げるパフォーマンスをしていて盛り上がっていた。観光地はみんな陽気でいいね。
  • サン・ピエトロ大聖堂:旅の最後にバチカンにも行く時間を取れたのだが、本当に行って良かった。個人的にはこの旅で一番感動した場所で、これまで経験したどの観光地ともスケールが全然違い、宗教の力を感じた。僕自身は必ずしも特定の宗教を信仰しているわけではないが、そういう人間を集めてこれが出来上がることはあるのかなとか考えてしまった。『天使と悪魔』を観たことがあったのも、色々と妄想が膨らんで楽しめる一因だったかも。クーポラ(天井の半球部分)にも登って、ローマを一望できる絶景の中にこれまで観光した遺跡を見つけ、伏線回収という感じで熱かった(?)

とまあ、ミーハーなので見事に有名スポットだらけになってしまったが、他に巡ったところも名の知れた場所が多く、初めからずっとクライマックスみたいな状態だった。 他には『テルマエ・ロマエ』のカラカラ浴場や、『ローマの休日』のスペイン広場、真実の口など、知ってる作品にゆかりのある観光スポットに特にテンションが上がった。 『地球の歩き方 JOJO ジョジョの奇妙な冒険』というのがあったらしいので、これを買ってから行けば良かったというのは反省点。

hon.gakken.jp

とにかく大満足だったので、また行きたい。

文京区

気になっていたカフェがPayPayのキャンペーンをやっていたので、訪問ついでに周辺を散策した。

mijinco-coffee.com

昔から気になっていたのに行くタイミングを逃し続けていて、今回ようやく行けた。土日だったのもあり繁盛していたようで、店頭で発券してから入店まで3時間近く待った。
待たされるだけあって大満足。ホットサンドとフレンチトースト、プリンを食べたんですが、どれも絶品だった。とくにプリンはイタリアンプリンに近いんだけど他で食べたことのないタイプの味で、かなり好みだった。

待っている間に周辺を散策していると、興味深い店を見つけた。

天然鯛焼き。けっこう並んでいた。

天然鯛焼とは...?後にみじんこが控えていたので食べられなかったけど気になる...
初めてPixelの消しゴムマジックを使ったんですが、繁盛していて人が多すぎたので不自然な感じになってしまった。

他は上野公園とかもいった。最近は心が老いてきたのか、公園を散歩するくらいが日常のちょうどいい娯楽になってきている。

結婚式

2つお呼ばれして参加させてもらった。一般論として結婚式の雰囲気はけっこう好きで、全員がめでたい場だと了承しているからこそ生まれるコミュニケーションがあると思う。心理的安全性とかに近いんですかね?
呼んでいただいた式も素晴らしくて、スピーチの人はけっこうブッ込んでたんですが、それを純粋に楽しめるのも結婚式ならではな感じがする。

どっちもオセロ関係者だったんですが、お二人とも多才で多趣味な中でオセロをメインの趣味として挙げてくれていたことが嬉しかったです(?)
結婚式は新郎新婦が大切に思っているものを感じ取れるシーンが多くて、そこに個性を感じるからこそ、オセロが出てくるとちょっと嬉しいですよね。

ビリヤニ

友人がハマっているらしく、家に遊びにいったら作ってくれた。めちゃめちゃ美味かった。
このためだけにタイ米を買ったり、スパイスもビリヤニ専門店「ビリヤニ大澤」のものを使っているらしい。

こんなに美味しいなんていったいどんな名店なんだろうと思って調べると、なかなかに癖の強い店のようだった。信頼できる。

www.tablecheck.com

食べに行くと過冷却レベルまで冷やしてあるコーラが置いてあって、ビリヤニを半分食べた頃に飲むことを勧められるらしい。
なんでもビリヤニにはコーラが一番合うんだとか。ほんまか?

ビリヤニを作ってくれた友人は他にもサウナや筋トレにもハマっていた過去があり、典型的アラサー独身男性を自称していた。
自分もカレーのスパイスに凝りたくなってきた今日この頃なので、気持ちがよくわかる。なんなんですかね、みんな一斉にハマるの。